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気分変調性障害という病【1】

突然ですが、「気分変調性障害」という病気をご存知でしょうか。

別名「慢性のうつ病」「持続性抑うつ障害」などとも言われているそうです。

 

私は物心ついた頃から漠然とした将来への不安があり、思春期の頃にはそれが性格の一部のようになっていきました。

それでも学生時代はなんとか人並みに生きていた(つもりだった)のですが、社会人になって二年目、仕事の配置換えがきっかけで心のバランスを崩し、人生初の診療内科を受診することになりました。

 

そこでの診断は確か「うつ病の初期症状」というもの。

 

その時はっきり感じたのは、「これがうつ病?いやいや、私の場合は性格だし!この程度でうつ病って言うなら、物心ついた時からずーっとうつ病だし!何を今更?」という抵抗感でした。

よく、病院でうつ病と診断されると「そうか、この不調は病気のせいなんだ、と分かると少し気が楽になった」みたいな話を見聞きしますが、そういった安心感は一切なかった。

 

その後1か月間の休職と、通院・服薬による治療を試みますが、とにかく職場に迷惑をかけているという罪悪感と、通院・服薬への抵抗感で、早く病院通いをやめたくて仕方ありませんでした。

職場には1か月後に復帰しますが、通院と服薬は1年くらい続けたかな。

 

自分自身が「私は本当にうつ病なのだろうか。ただの性格によるものではないか」という懐疑心を強く持っているためか、治療の効果はあまり実感できず、ついに「これ以上こんな生活を続けていても仕方ない」と独断で通院も服用もやめてしまいます。

(薬は徐々に減らしていったけど)

 

そして、その後もどうにか社会人生活を続け、日々メンタルの不安定さに悩みながらも人並みに生きているふりをして現在に至る、という状況。

 

しかし今年に入って不妊治療に専念するために仕事を辞めると、もともと低かった自己肯定感はますます縮小化し、「仕事もしていなければ育児をしているわけでもない、私の存在価値とは」と自己嫌悪のドツボにはまっていきました。

 

なんとかこの気の持ちようを変えれる方法はないだろうか?と、「自己肯定感」をキーワードに、藁にも縋る思いでネットを検索する日々。

その手の自己啓発本は飽きるほど読んできたのでもはや期待もしていませんでしたが、そんな中で目に留まったのが対人関係療法でなおす 気分変調性障害」という一冊の本でした。

 

読んでみて真っ先に感じたのは、ベタですが「自分の内面がそっくり言い当てられている」という衝撃でした。

これまでどんな心理系・自己啓発系の本を読んでも「でも自分の場合はこういう性格だしなぁ」としっくり来なかったのに、この本は違う。

今まで自分が感じてきた生きづらさについて、全てが書かれている。

そう思いました。

 

長くなるので【2】に続きます。